日本の投資をしている人の比率が低いことはご存知だとは思います。投資をしない理由として挙げられるものに反論してみようと思います。
ちなみに日本人の現金預金比率は50%を超えていてアメリカの15%前後、ユーロ圏の35%前後からするとかなり高い数値となっています。
また、運用資産比率は日本が15%前後、アメリカは50%を超え、ユーロ圏は30%前後とこちらは圧倒的に日本が低くなっています。
以前は投資をしない理由は、【する必要がなかった】だと思います。
バブル期までは、終身雇用、年功序列賃金。ちゃんと就職すれば雇用は保証され、給料は年齢により右肩上がり。そして預金の利率も高い。預けておけば増えていく。これならむしろ投資をしないほうが安心かもしれません。損をする可能性がある投資をしなくても預けておけば増えるわけですから。しかし今はそういう時代ではなくなったはずです、と反論しておくことにします。もちろん中には安泰の人も居るだろうけど少子高齢化による社会保障の問題も考えると将来に備えておくべきだと思います。
次に【リスクが高いからやりたくない】というのがあると思います。
これはリスクの高くないものをやればいいじゃん、で片付いてしまいます。たしかにメディアでは損をして人生が変わってしまった人を紹介したりしています。でも実際には普通に投資を行う分には元本分損をする事はあっても借金を背負う事はまずありません。あんなのはすぐ損切りしなければ危ない等と教えて損切り貧乏にでもさせるつもりなのではないかとさえ思えます。
個人向け国債はリスクのない投資なはずです。利率こそ0.05%程度だったりしますが、それでもその辺の定期預金よりマシだったりします。国が責任を持って行っているため元本割れはほとんどないです。
そして【お金持ちがやるもの】というイメージ。
100円で投資信託が買える時代。元手なんか貯める必要はありません。少しずつやっていけばいいだけです。数百万貯めてようゆく銀行や証券会社の窓口へ、なんてする必要はありません。そんな事したら手数料取られるだけです。
さらに【投資は悪】的なイメージ。
楽してお金を稼ぐのは良くないと思われる風潮。別に犯罪に手を染めているわけではないのですから。同じお金です。ただ投資で資産を築く事が出来た人たちは決して楽に儲けたわけではないでしょう。長年の努力があるはずです。投資について勉強し実践してきたからこその成果のはずです。
最終的な結論としては、投資についてちゃんと知ればいいという事だと思います。新しい事を学ぶことで自分の世界が変わると思います。
それでは、また。投資は自己責任で。
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