いざなぎ景気っていつ頃のはなし?

どうも、かのぷ〜です。

    アベノミクスによる景気回復期間がいざなぎ景気を超え戦後二番目の長さになりました。ところで、いざなぎ景気とはいつ頃の話なのでしょうか。今回はいざなぎ景気について確認してみようと思います。
    ちなみにこちら前回の記事です。《経済回復期間がいざなぎ超え

    《いざなぎ景気》
    1965年11月〜1970年7月までの57ヶ月間に及ぶ景気回復期間。成長率が年平均10%以上という時期。アベノミクス景気に抜かれるまでは戦後二番目の長さの好景気。

    一旦、他の長期間の景気回復期間も見てみる。


いざなみ景気
2002年2月〜2008年2月:小泉景気。戦後最長の長さ。しかし成長率は年平均1%台と、緩やかなものであった。

アベノミクス景気
2012年12月〜:いざなぎ景気を抜いて二番手に昇格。成長率は年平均1%台、いざなみ景気よりさらに緩やか。しかしいざなみ景気より物価上昇を考えると負担増で実感なし。

いざなぎ景気
1965年11月〜1970年7月:高度成長期真っ只中。証券不況の拡大、昭和恐慌を未然に防ぎ高度成長を継続していった。三種の神器バカ売れにより生活一変。女性の社会進出を促す。

バブル景気
1986年12月〜1991年2月:過去の栄光。これから起こるドン底を知る由もない。就職説明会で電車賃がでるなどの都市伝説もあり。

カンフル景気
1993年11月〜1997年5月:バブル崩壊後の支え。頼みは公共投資。

    いざなぎ景気では、カラーテレビ、クーラー、自動車が一般家庭に爆発的に普及。カラーテレビがある家に集まりみんなで見ていた時代、手に届く価格になればそりぁこぞって買っていた事だろう。物を作ればよく売れて業績が伸び、働いた分給料が増えていた時代だろう。さらにベトナム戦争による戦争特需がいざなぎ景気を促進させた。そして世界第2位の経済大国にまで発展。
    原動力はやはり新たな設備投資。造船、鉄鋼やら石油化学工業などを中心として全国各地への工業建設、コンビナート化と共に家電製品の普及、輸出拡大により成長がもたらされたのでしょう。
    いざなぎ景気の最中1969年9月には公定歩合が6.25%まで引き上げられていました。現在のそれと比べると違いが歴然です。いざなぎ景気後の翌年にはドルショックがあり、その後は有名な石油ショックが待っていました。1974年に経済成長が戦後初めてマイナスとなり高度経済成長は終わりとなります。

それでは、また。投資は自己責任で。

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