金融緩和とは。世の中のお金は借金から始まる

どうも、かのぷ〜です。

    量的やら質的やらといつからか行なっていますが、そもそも金融緩和ってなにか。と言う事で、勉強して、頭を整理する意味で書き込みたいと思います。

    金融緩和とは、景気をよくするために日本銀行が現金を発行して世の中の通貨量を増やす事です。給料が増える、消費する、利益が増える、雇用を拡大する、失業者が職を得て消費活動できるようになる、このあたりのサイクルを繰り返し景気をよくしていきます。
    通貨量を増やすといっても実際に刷っているわけではありません。現代ではポチっとボタンを押せば増えます、たぶん。コンピューターの数値を増やすだけです。

    主な政策としては、政策金利の引き下げ、預金準備率の引き下げ、民間銀行から国債の買い上げ、です。国債の買い上げは政策金利がこれ以上下げられなくなると行われます。
    ちなみに預金準備率とは、日本銀行に預けて入れが義務付けられている預金残高に対する割合です。顧客からの引き出しに対応するために一定額を用意しておかなくてはならないという事です。
    どれも世の中にお金が出回るための布石になります。

《政策金利の引き下げ》金利が下がることで個人、企業ともに借り入れが容易になります。住宅ローンなどですね。下がればチャンスと見て申請をする人もいるでしょう。特に最近は歴史的な低金利。長期固定金利が1%台なんて30年前とかに家を購入した人からしたら信じられない話ではないでしょうか。

《預金準備率の引き下げ》預金準備率が引き下げられる事により銀行内の資金が増加します。増加するので貸し出しが容易に行うことができるようになります。

《国債の買い上げ》銀行から国債を買い上げる事で銀行に資金が供給されます。銀行は増加した資金を銀行内に置いておくのではなく、個人、企業に貸し出しします。この国債の買い上げが量的緩和と呼ばれています。

    こうして見ると、銀行からの借り入れにより、世の中にお金が出回るようになっているのがわかります。世の中のお金は借金から始まっているのです。その借金を使う事で回るのです。天下の回りものは借金といっても過言はないと思います、たぶん。投資の世界も借金だらけです。信用というすばらしい名前の借金により自己資金より多い額の投資を行っているのです。

    私自身まだまだ未熟で勉強が足りないので間違いもあるかもしれません。これからも勉強して知識を身につけていきたいです。

それでは、また。投資は自己責任で。

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