量的・質的金融緩和ってなに?

どうも、かのぷから〜です。

    投資を始めて見るといろんなニュースや経済的な用語が気になりだします。今まで知らなかった事を知ろうとします。これはいい事ですね。

    前回、金融緩和について記載してみました。今回は今更ですが量的・質的金融緩和について調べてみました。
<前回の記事です>
金融緩和とは。世の中のお金は借金から始まる

   《 量的・質的金融緩和とは》
    黒田バズーカ砲と言われていましたね。2013年4月から導入された金融緩和政策。いままでの量的緩和を量的にも質的にも大規模に拡大していく、いままでとは一味違うぜ、という感じのものです。
    量的金融緩和に、金融資産やリスク資産の買い入れを積極的に行う質的金融緩和を組み合わせたものです。量的緩和では、資金供給量(マネタリーベース)を年間60〜70兆円増やしていき、長期国債を年50兆円購入するとした。質的緩和は40年債を含む全ての長期国債を買い入れて、国債の償還期間を3年程度から7年程度へ延長し、ETFを1兆円規模、不動産投資信託Jリートを300億円規模で購入するとしたものである。アベノミクス三本の矢の一本とされています。
 
    デフレ脱却を掲げ、2年間で2%の物価上昇を目標としていました。しかしその目標の達成が難しくなったため2014年10月に追加緩和を決定。
    資金供給量、長期国債購入量、ETF、Jリートの購入量、すべてを増加し償還期間もさらに延長しました。これにより大幅な円安、株高へすすんでいきました。
 
    2013年4月に12400円弱だった日経平均株価は2014年9月末には16000円を超えました。その後追加緩和により2015年末には19000円を超えて終了。2015年の5.6.7.8月は高値が20000円を超えている時もありました。この上昇時期に株式投資を始めた人はきっとウハウハだった事でしょう。実際ひと財産築いた的なブログをよく見かけました。(私は2016年の早々と、4月末にどんどんマイナスになる評価額をみてパニクっていました。投資はなんて難しいのだろうと、リタイアしようかと考えていました。)
 
    量的・質的金融緩和は企業、一般家庭において資金調達を容易にし消費や投資を促進したりデフレ脱却効果があるとされている一方で政府の財政規律を損なうのではないかと懸念されています。
    そして2016年1月26日にさらなる追加緩和としてマイナス金利が導入されましたとさ。

それでは、また。投資は自己責任で。

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