制裁決議が全会一致

どうも、かのぷ〜です。

    本日、7時に国連安全保障理事会で制裁決議が全会一致で採択されました。北朝鮮への原油の輸出は過去1年を超えない量、石油精製品の輸出は3割減らし、北朝鮮からの繊維製品の輸入を禁止する、北朝鮮の海外労働者についても安保理の北朝鮮制裁委員会が案件ごとに認めない限りは新規の雇用を禁じた、などの内容でした。石油類が国連による制裁の対象となるのは初めてとなりましたが、一方でアメリカの望んだ原油禁輸は成り得ませんでした。輸出制限と雇用制限により年間で10億ドルの資金の流入を断つ事につながると見られています。

    中国、ロシアとの対立により上限を設定し供給量を減らす事で妥協した形になりました。そのため中国、ロシアが拒否権を行使する事態は避けれたという事になります。各国が集まり採決するというものですが、あの核実験からわずか9日間で採択というのはいかに国際的な問題と認識されているかがわかります。

    採択されたとはいえ、原油は去年と同じ量は輸出されるのは変化なし。石油精製品は減少するとはいえ効果のほどはどうなるでしょうか。日本株のほうでは、この採択が緊迫化懸念が後退したと考えられ昨日に続き上昇。8月前半の値まで戻りました。ドル円も建国記念日後の安心と併せて今日もドル高へ。不安心理の度合いボラティリティ・インデックスは10.73まで下落。北朝鮮がまた何か動けばすぐにでもリスクオフに向かったりしそうですね。

それでは、また。投資は自己責任で。

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