日銀のETF買い入れが終了したら株価大幅下落の可能性、という記事。そんなに不安を煽らなくても

どうも、かのぷ〜です。

    記事を書くのが仕事なのでしょうけど、こうもいろんな記事が様々な内容で書かれていると困惑します。まぁ大抵は、こうなる可能性がある、という感じで終わるのでそりぁ可能性はいくらでもあるだろうと思いますよね。

    今回は日銀のETF買い入れが終了したら日経平均は16000円程度まで値下がりする可能性があると考えている、という記事でした。そもそもはじめに、25年ぶりの高値をつけバブル以後のはじめての領域にはいったことにより過去の事例を踏まえた予測は難しくなったと前振っている。



    現在の好調な株価は企業の業績が良い事もあるがそれよりも日銀によるETF買い入れの影響が大きい。その規模は年6兆円にもなり日経平均を5000円程度押し上げていると見られ、この状態はいずれ解消するだろうがはやければ2018年の年明けにでも訪れるのではないかと書かれていました。
    続いてその根拠が述べられていました。
    日経平均をはじめ日本株の指数が上昇しているからか日銀のETF買い入れのペースがダウンしている、とあげていました。そして2018年には日銀、黒田総裁の後継者問題が注目され、それによりETF買い入れの出口論も話題に上がるのではないか、と。
    日銀のETF買い入れが止められる可能性が浮上すれば投資家たちは売りに走り日経平均が2000円程度値下がりする可能性があるのではないか、と。
    続けて、日銀が量的金融緩和の縮小を示唆するコメントが出たら更に2000円程度下落するのではないか、そして実際に量的金融緩和の縮小ETF買い入れストップが正式に決定すればさらに下落し日経平均は16000円程度までになるのではないか、と。

    という具合に1つの記事で可能性、可能性、かもしれない、と繰り返される。もちろん予測するなんて事は無理なのだから仕方ないことだが、参考にしようと思える記事では到底ない。最近はこの好調が続き26000円まで上がるのではないか、とか。30000円超えもあり得るなどの記事も見かけます。投資をこれから始めようと思う人、始めたばかりの人などはとても困惑してしまうのではないだろうか。長期投資を前提として手放すつもりのない人は少し不安になりながらも読み流す感じだろう。そのような人達はこういった記事は読んでいるのだろうか。とても参考になる本を読んだらはするだろうが、記事の類にはどんな反応なのか気になる。私は長期投資をしていくつもりなので下がる時も上がる時もいろいろあると考えながら保有していくつもりだ。

それでは、また。投資は自己責任で。

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