高齢になって自己破産!?

どうも、かのぷ〜です。

    70代の高齢者から自己破産の申請をしようかと相談が増えているそうです。2005年には自己破産者のうちの70歳以上の人の占める割合は3.05%、しかし2014年には8.63%と倍以上に増加してしまっているそうです。
 
 
    定年後の収入の低下と生活レベルのバランスが取れないのが問題でしょうか。定年後は現役時代より収入が減ってしまうことのが多いとは思いますが、生活レベルを維持しようとすると赤字になってしまうという事なのでしょう。国税庁の調査では、再雇用や継続雇用の場合は収入が現役時代の約4割まで減ってしまうそうです。「毎月の赤字を補填するために消費者金融やカードローンを利用してしまい、利息が膨らみ生活できなくなってしまうのが典型的なパターンです。」とインタビューの弁護士さんが答えてました。正直ホントかよと思ってしまいました。その世代の方々がカードローンとか利用するのかと半信半疑です。


 
    しかし、記事の後半はなるほどと思える事が書いてありました。住宅ローンの支払いが残っているとそれが重くのしかかって生活できなくなってしまうというのです。年金を受給する世代で住宅ローンの支払いがあると家計は厳しいものでしょう。さらに年金が減額されてしまう事態もあり、当初の考えとは大分かけ離れてしまった人もいることでしょう。
 
     マイホーム購入の平均年齢は、データによりいろいろあり、一戸建てとマンションで異なったりしますが、40歳くらいと見ていいでしょう。マンションだと40歳より高く、一戸建てだと40歳より低いというデータのがよく見かけます。つまり70歳過ぎまでローンが残っている前提で購入している人はかなり多そうです。

    さらに返済を賄うために投資を始めたら損失を出してしまったなんて事例も書かれていました。ようやく買ったマイホーム。しかし定年後収入は減り、年金は予定していた額より減らされ、住宅ローンも残っている。なんという絶望的な状況でしょうか。極め付けは家を売ろうにも値段想像以上に安い金額にしかならないなんて事もありえます。

    やはり、長期に渡って支払い続ける住宅ローン。申請時には問題にいと考えていても30年先の自分の人生は予想できないのでマイホームを買うか難しい問題ですね。すでに住宅ローンを利用してしまっている私にできることは長期の投資を行い老後の資金を少しでも多く用意できるように運用を頑張るだけです。

それでは、また。投資は自己責任で。

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